広島県広島市南区宇品のメイプル動物病院

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メイプル動物病院
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そもそもダニとは
ダニは世界中に10000種以上いるといわれています。
犬や猫などの動物に悪さをするダニとしては、疥癬、耳ダニ、にきびダニなどがいますが、その中の予防としてのマダニについてまとめてみます。

マダニについて

ノミといっしょに吸血性の外部寄生虫と記述されますが、昆虫ではありません。
分類上では、ダニはクモと同じ仲間です。
卵からかえったばかりの幼生時代には足は3対しかありませんが若虫以降では4対あります。(昆虫の成虫は3対)

マダニは低木の茂みや草原、芝生などに潜んでおり動物が通りかかると察知して動物に飛び移り、毛を伝わって血を吸い始めます。
血を吸う前のマダニはゴマ粒大ですが、血を吸うと黒くふくれてアズキ粒大のイボのようになります。
マダニは口を動物の皮膚の中に食い込ませて血を吸います。
食いついたまま1週間近く血を吸い続けますが、動物はあまりかゆがりません。

生活環は

卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニ(産卵)という生活環を持っています。
そして卵の時期以外は、全ての段階で吸血します。

卵の時期

地上で産卵し1回の産卵で2000〜3000個が産まれる。
17〜30日程度でふ化して幼ダニになる。

幼ダニの時期

葉の先端などに移動して動物に寄生する。
動物の歩く振動や熱や二酸化炭素を感知する。
吸血した後、脱皮するため地上へ落ちる。
脱皮のため10〜18日間地上で生活する。

若ダニ時期

再び葉の先端などに移動して動物に寄生する。
約3〜6日くらい吸血した後、脱皮のため地上へ落ちる。
脱皮のため12〜20日間地上で生活する。

成ダニの時期

再び葉の先端などに移動して動物に寄生する。
約3〜10日間吸血し地上へ落ちて産卵する 。
吸血によって、吸血前の100〜200倍の大きさになることがある。

吸血しないでもかなり長期間生き延びられることがわかっており、種類によっては何年も吸血をしなくても生存できるのもいます。

家庭でできるダニの対応

マダニは動物のカラダ全体に寄生しますが、特にまぶたや耳、胸、内股、肛門のまわりなど、やわらかく、毛の少ない部分を好んで寄生する傾向があります。
そしてノミと違ってペットの体をあちこち動き回ったりすることはあまりしないため、特に草むらの多い場所で遊んだ後や、散歩から帰ってきた後はペットの体全体をよくチェックしてクシ等でよくといてあげると吸血前に駆除できるます。
しかし、一旦吸血されるとしっかりと皮膚に食い込んでいて簡単には取れません。
無理に取ると口だけが皮膚の中に残り、化膿してしまったりダニの病原体が入り込んでいる体液等を動物に逆に注入する結果になることもあります。
また体をつぶしてしまうことでダニの体液が人の手についたりして感染の恐れが生じてしまうため、吸血済みのマダニを取るには注意深く頭から取り除く必要があります。

ダニの被害について

バベシア病

犬などの赤血球に寄生する原虫。
感染したマダニが動物の血を吸うときに、動物の体内に唾液を注入する事により感染します。
本州以西に広く分布し、特に山間部に多く見られます。
貧血、発熱、食欲不振などを起こし、急性例では死亡する事もあります。

猫ヘモバルトネラ症

ヘモバルトネラ フェリスという病原体が猫に感染することにより貧血、黄疸等の症状が現れます。
ウイルス感染や色々なストレスを受けると症状が悪化します。
猫同士のケンカ、ノミ・マダニによって媒介されると考えられいます。

ライム病

ボレリアという菌を、マダニが血を吸うときに犬などにうつします。
発熱、全身性の痙攣、起立不能、歩行異常や神経過敏などの症状がみられます。
北海道で多いということ。人間にも感染します

その他

Q熱、野兎病、日本紅斑熱などの人畜共通伝染病や、犬ヘパトゾーン症などの病気も媒介します。

駆除について

一度吸血が始まってしまった場合は、それを取るのは大変で危険が伴う場合があります。
ゆえに吸血前に対策をとらねばなりません。
上記もしてありますが、お外に出ましたら動物の体をよくチェックしブラッシングを行なうことは大きな対策になります。
そのうえに現在いくつかの薬がありますので、効能や使用方法、薬の選択などはお尋ねください。

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